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「女の子と男の子どっちがいい?」
このタイトルは、FC2ブログのトラックバックテーマからなんですが・・・。
そもそも、こういうテーマが出ること自体が何気に悲しかったので
いろいろ書いてみたいと思います。
ハイデルベルクの川辺
「男の子を産め(産んでほしい)」というのは、家や地域によれば
今でも「嫁」に言われるプレッシャーなんじゃないでしょうか?
(なぜか「息子」には言われないんだよな・・・不思議)
昔は長男が財産全部相続する、だから親の面倒も長男がみる、
という大前提があって、
なおかつ老人ホームやまっとうな年金制度なんてものも(たぶん)なかったですから、
「家を継ぐ長男」という需要が高かったのはある意味当然なんですが・・・。
財産分与で言えば、今は男も女も長子も末っ子も平等な世の中なのにね。
「家を男が継ぐ」という意識がかなり薄らいでいる現在でも、
「男の子だからしっかりした教育を」「女の子だから、まあいいか」的な
考え方をするお母さんは少なくありません。
さて、私はというと、
ダーリンは一人っ子、ダーリンの親も一人っ子、
他の状況から考えても、
私は当然のごとく「長男」を期待される立場で結婚しました。
・・・でも・・・
もし子供ができなくても、もし女の子しかできなくても、
無理に男の子を産もうとは思っていませんでした(なぜか強気)。
性別の産み分け法なんてことも聞きますが・・・
そんなのにリキ入れれば入れるほど、悲しい気がします。
(もちろんその状況はすごくわかるんですけどね)
だって。
「絶対女の子がほしい!」と思ってたお母さんに男の子ができたら・・・
がっかりしません・・・?
たいていのお母さんは、生まれたらその瞬間、
性別なんてどーでもよくなるんですけどね(^^)。
それでも・・・
「たかが」性別で、我が子の誕生に一瞬でもがっかりって・・・
そんな風に感じるような考え方は寂しい・・・
そういう気持ちがずっとありました。
そんな私、第一子は子宮外妊娠。
(つまり「子」ともいえない状態で他界。でもお母さんはちゃんと覚えているよ)
ブランクを経て、第2子(実質的には第一子)を妊娠。
よかったね〜〜〜・・・という中、
ダーリンの実家にいた時、近所のおばさんが遊びに来ました。
いろいろ話しこんだ後、何気にそのおばさんが私に、
「やっぱり、男の子のお子さんを・・・?(希望してますよね〜?)」
と言ったんです。
時代がどうあれ、明治や大正生まれの人は
そう簡単に考え方を変えられるものじゃありません。
なので、私はそのおばさんの話を
「やっぱりそう来たか〜」と思いつつ、かといって特にうんざりもせず、
笑って聞き流そうとしたその瞬間・・・。
そばにいたおばあちゃん(ダーリンの祖母)が
即座に、でも穏やかに
「男の子でも、女の子でも、元気に生まれてきてくれたらそれで」
と言ってくれたんです。
今の若い世代には普通に聞こえる言葉かもしれませんが、
10数年前(今でも?)、大正生まれのおばあちゃんなら
「そうやね、男の子やったらええね」と言って
なんの不思議もなかったんです。
言っておきますが、
おばあちゃんが特にリベラルだとか、進んでるとか、
そんなことは全くありませんでした。
たったこの一言だけですけど・・・
私が特に子供の性別に敏感になってたわけではないんですけど・・・
これ、ものすごくありがたかったです。
言葉ってホント不思議ですよね。
魔力があるっていうか。
「一宿一飯の恩義」って言葉がありますけど、
これに例えるなら、
「一言の恩義」をおばあちゃんに感じてます。
おばあちゃんがこう言ってくれたことは、一生忘れません!!!
その後私は男の子、続いて女の子を出産。
さらに、もう行くこともないだろうと思っていた海外へ、
しかも外国人の友達と一緒に旅行・・・。
私たちはいろんな話をしました。
その時、友達のほうからこの「子供の性別」の話をし始めました。
彼女もやはり妊娠中に「どちらがほしい?」とよく聞かれたそうです。
でもそのたび、彼女は「どちらでもいいでしょ?自分の子供だよ?」って
思ってたそうです。
彼女とは性格合うな〜って思ってましたけど、
この時はちょっとびっくりしました。
そう、それぞまさしく私が言いたかったこと。
性格的に「やっぱり女の子がほしい」って気持ち、わかります。
状況的に「どうしても男の子が」って重圧、わかります。
だから、それを非難するつもりはありません。
ただ・・・
こんなことがトラバテーマになる、
それがほんのちょっぴり悲しい・・・
・・・ほんのちょっと・・・
ってことですね。
これをテーマに選んだ方は
おそらくそういうことは何も考えず無邪気に選んだのだと思いますし、
(私も中高生の頃には考えてたと思う)
ブログで深刻に語りあうようなテーマではありませんが

世の中のすべての赤ちゃんの誕生に祝福を。

