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ノイシュヴァンシュタイン城へ <ドイツ旅行記11>
ノイシュヴァンシュタイン城 Schloß Neuschwanstein、別名白鳥城、
その名は知らなくてもかなりの人が、
一度はその姿を写真で目にしたことがあるというくらいの
世界でも屈指のお城。
かのバイエルン王ルートヴィヒ2世が17年の歳月をかけて作り、
ディズニーランドのシンデレラ城のモデルとしても有名。
ドイツへ行こうと決めた時、どこを観光しよう?と思って
真っ先に浮かんだのがこのお城。
しかし・・・
調べてみると、この城、ドイツの最南端、
ほとんどオーストリアとの国境近くに位置してました・・・。
調べた結果、このノイシュヴァンシュタイン城に行くには
一番近い街はフュッセン、でも基本的に基点となるのはミュンヘン。
ミュンヘンからはたくさん日帰りバスツアーも出ています。
ミュンヘンから自分で電車で行くという選択肢もありましたが、
フュッセンまで乗り継いで、さらにまたバス・・・。
おそらくさほど便数もないだろうし、
待ち時間をやたら過ごした上の乗り継ぎは
安くあがるかもしれないけど、ロス多すぎな上に正直しんどい。
なので、バスツアーにしました。
結果的にはこちらを選んで正解だったでしょうね。
お城の見学はバスガイドが予約してくれましたが、
自力だったら現地についてからやっと予約、ってことになるでしょう。
(時間指定の予約してたら、時間通りたどり着くのがまたしんどいよね・・)
観光シーズンですから、またここで相当待たなきゃいけなかったと思います。
バスツアーはグレイ・ライン(世界中のどこにでもあるんじゃないですか、この会社・・・)。
一人49€、ただしお城二つの入場料は別途バスの中で15€ガイドさんに支払い。
ミュンヘン中央駅の近くにあるKarstadtというデパート前から8:30出発。
私たちは15分前に到着したのですが、予約していたバスの2階席は
ほぼ席が埋まっていて、私とチビはかろうじて隣同士の席に座ることができました。
(*一階席はガラガラ。バスにはトイレあり)
できれば少し早めに行って、できれば左側の座席を確保することをオススメします。
(左側のほうがいい景色のとこが多かった気がする。ちなみに私たちは右側)
座席はずっと同じところを座っていたので帰りにはその景色見られるんですけどね、
帰りは疲れてるし、景色ほとんど見てなかったです〜〜(笑)。
バスの中にはオーディオガイドがあり、日本語のもありました。
ガイドさんは英語なのですが、
時々「じゃ、オーディオガイド聞いてください」って言うので、
チャンネルで日本語選んで解説聞いてました。
バスはまずリンダーホフ城、次にノイシュヴァンシュタイン城の二つへ行きます。
その他にもオーバーアマガウというフレスコ画で(少しは)有名な街へ
お目当ての白鳥城は最後の最後、なんだかじらされてる気分ですが(笑)。
まずはリンダーホフ城 Schloß Linderhof。
こちらもルートヴィヒ2世の建てたお城。

ここもツアーでないと見学できないのですが、
おもしろいのは言語ごとにツアーがきっぱり分かれていること。
ガイドさんが「日本語はX時X分ね〜」と叫んで誘導してくれます。
中へ入ると、部屋ごとに日本語の案内が流れるんですよ。
そばにいる係員はドイツ人ですが、日本語の解説が終わると定まった音が鳴り、
それを合図にCD(たぶん)を止める、という要領です。
(そしてお客は次の部屋へ。
部屋ごとに違う言語グループが回っていて、一種のベルトコンベアー状態。効率的)
内部は撮影禁止なので写真はありませんが・・・
外見の落ち着いた白さからは想像もつかない、
・・・キンキンキラキラ、マックス!!!!!
ベルサイユ宮殿とか先日のミュンヘンのレジデンツとかキンキラ度は
ここの比ではありません。
壁に余白がないんですよ。金の装飾に埋め尽くされて。
謁見用の寝室(当時は寝室で謁見するという風習があったそうだ)では、
「こんなんじゃ眠れないよね〜〜」と周りの日本人観光客とうなずき合ってました。
ええ・・・
あれはやりすぎ・・・・。
最後の鏡の間(?)の合わせ鏡はおもしろかったけど・・・。

外のほうが落ち着く〜〜〜〜。
ちなみにここでは一瞬だけ小雨が降りました。
お城は高地に位置しているので、結構寒かったです。
山の中ですし、雨具と羽織るものを用意しておいたほうが無難ですね。
さて、いよいよノイシュヴァンシュタイン城。
ちなみに名前の意味は、
Neu ノイ=新しい、schwan シュヴァン=白鳥、stein シュタイン=石、
つまりは「新しい白鳥の石」・・・?
まずふもとの町でバスを下り、食事をします。
ガイドさんがオススメのレストランに連れて
その後ミニバスで5〜10分ほど登って(ただし乗るまで20分くらい待った)
お城を見下ろせるマリエン橋へ。
マリエン橋に興味がなくても、ミニバスに乗ることをお勧めします。
歩きで登るにはきつすぎます!(普段から山登りしてれば別ですが)
馬車もありますが、ガイドさんは「やめてください」って言ってました・・・。

これがマリエン橋から見たノイシュヴァンシュタイン城。
ここも例によって修復中・・・。
さて。
マリエン橋からあこがれの白鳥城を見た私は・・・
がっかり
してました・・・。
私は特に旅行中は、「期待しすぎちゃいけない」と自分に言い聞かせ、
実物が想像してたほどでなくても、「まあそういうもんだよ」とポジティブに考えます。
よいところを見つけて、楽しみます。
これ、別に負け惜しみでそうするんじゃありません(笑)。
やたら文句をウダウダ言ってるよりは、よっぽど自分がハッピーですから。
だから、それまで「がっかり」ってほどのことを感じたことはなかったんです。
たとえ修復中であってもね。
しかし、この時ばかりは違いました。
自分ではっきり「がっかり感」を味わってるのがわかるんです。
かなり自問自答もしました。
修復中なのが嫌なのか?
→ ケルン大聖堂だってアルト橋だって、みんなみんな修復中だったじゃないか!
それでも平気だったじゃないか!!
なんか思ってたより大きい・・・
→ 迫力があるってことじゃないか!
なんか思ってたより灰色・・・
→ 曇ってるからだよ!
壁の石がのっぺりしてる・・・
→ お城はみんなそんなもんじゃないか!
しかし不思議なことに、その後みやげ物屋で絵葉書を見た時は
「やっぱり綺麗なお城だ〜〜♪」と思って、買いあさったんです(笑)。
実物はイマイチだったけど、写真は好きらしい。
そして、今回この日記書くのにこの(↑)写真見ながら、なんとなくわかりました・・・。
この縮小写真では、結構壁が白く写ってるんですよ(加工なし)。
そして、実物では壁の石の一つ一つがはっきり見えたんですが、
この写真では境目がつぶれて、きれいな壁になってるんですね。
壁は間近で見るとこんな感じ。

晴れていたらもっと白く感じるにしても・・・かなり灰色ですよね。
なんだか冷たいというか味気なく感じちゃったんです、私。
やっぱりこの壁がネックだったんだ・・・。
観光客で鈴なりのマリエン橋をあとにし、お城へ。
お城までは15分くらいですが、くだりなのでラク。

途中で近くのホーエンシュヴァンガウ城も見えました。
(ここはバスツアーには入ってなかったので見学せず)

木立から再び姿を現したノイシュヴァンシュタイン城。
おとぎ話や少女漫画で、森の中、道に迷った主人公が見つけたお城、
って感じじゃないですか〜?

お城から見たマリエン橋。
このつり橋、高所恐怖症の人は無理かも・・・?
(人が多いので、下を見なければ大丈夫とは思いますが)
入り口には3つくらい電子掲示板があって、
時間になると番号が表示されます。
自分のガイドツアーの番号が表示されたら、その列に並んで入場。
ここでのオーディオガイドは自分で持って聞くタイプ。
ただ、ツアーごとに固まって歩く必要があり、
なぜかというと、部屋に入るとグループ共通の音声が同時に流れる仕組み。
(なので、うかうかしていると、最初を聞き逃したりする)
私は途中から聞いてませんでしたが・・・(笑)。
さて、内部はリンダーホフ城に比べると、
どっしりとした木が多様されていて、質実剛健という印象を受けました。
・・・住むならこっちのほうが落ち着く・・・。
この城のシャンデリアは、王冠をかたどってるの?という形。
派手すぎず、ちょっとおしゃれで好きでした♪
ルートヴィヒ2世は、自分の死後、
こんなにたくさんの観光客がこの城を嵐のごとく訪れるとは
思ってなかっただろうなぁ・・・
と思っていたら、さらにその上をいってたようで。
なにしろ太陽王にあこがれてた彼は、
「一般市民がこの城を見たら、城が穢れる」という理由で
このお城をこんな断崖絶壁のところに建てたんですから・・・。

ごめんね、ルートヴィヒ。
オイラなんかが見学しちゃって。
(と気安く言われること自体、嫌であろう・・・)
見学ツアーを終えて、歩いてふもとの町へ。

坂道を上っていく馬車。
その途中、何頭もの馬と行き違いました。
お馬さんを見ながら「がんばれ〜!」って言っていたら(大きな声ではありませんが)、
その馬車に乗っていたドイツ人のおじさんが私たちに向かって
「ガンバレ!ガンバレ!」って返してきました(^^;)。
相当たくさんの日本人があのお馬さん達見て、
「がんばれ!」って言ってるんでしょうねぇ。
ふもとについてバスへ乗り込むと、小雨が降ってきました。
曇りがちだったけど、結局雨らしい雨にあわず、ラッキー♪
その後、一路ミュンヘンへ。
ミュンヘンには6時過ぎに到着。
デパートの中で食事してたら、雷なってました。
でも、私たちが出たら、雨もやんでました。
今回、天気にはすごく恵まれてました〜〜〜♪

せっかくなので、綺麗な白鳥城をば。
(*このページの写真で、「Quirit」と記名のないものは絵ハガキからの借り物です)
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